2月3日は立春の前の日で「節分」です。昔は節分が大晦日、明日から新しい年という日に、古い年の災いを退治してよい年を迎えようとしました。「鬼（災い）」は目が弱いので「魔目（まめ）」を巻いて退治したそうです。
　「鬼」がやってくるのは鬼門、北東の方角で昔は「牛虎」の方角と言いました。だから鬼は牛の角（つの）と虎の皮のシマシマパンツがユニフォーム、根岸幼稚園にやってきた「鬼」もご覧の通りの装束でした。
　「鬼」は最初は大きな声を上げて、みんなに襲いかかろうとしましたが、年少さんから年長さんまで、それぞれの保育室でいつも元気なお友達が力を合わせて追い払いました。
　ついに「鬼」が根岸幼稚園を去って行ったので、園長先生が「みんなが退治してくれたので、鬼はもう逃げていったよー！」と放送すると、みんなから大歓声が上がり、大喜びでした。